仙台市重度障害者コミュニケーション支援センター

Communication Support Center in Sendai

News/ニュース

Mission/事業目的

“新たなコミュニケーションスタイルの提案”

ALS(筋萎縮性側索硬化症)をはじめとした進行性神経難病等の重度の障害をお持ちの方へ、コミュニケーションが取り続けられるよう意思伝達装置等のICT機器を用いた継続的な支援の提供を目指しております。

「自分らしさ」が少しでも表現しやすくなるよう、専門のスタッフがご自宅へ伺い、長期にコミュニケーションをサポートいたします。コミュニケーション支援が必要な際はお気軽にお声がけください。

当センターは仙台市の委託を受け「特定非営利活動法人せんだいアビリティネットワーク」が事業を実施しております。

▷事業概要

Service/サービス

“コミュニケーションツールの相談、訓練、導入、保守・点検までのすべて”

 さまざまなニーズに応えられるようコミュニケーション支援が必要な当事者やご家族、関係機関の方々へヒアリングを行います。皆様との関わりの中から、最適なコミュニケーション方法を検討し、効果的なコミュニケーションスタイルをご提案いたします。意思伝達装置のご利用をご希望される方には、入力装置(スイッチ)の調整を行います。スイッチは身体状況によりさまざまな形状や動作方式があるため、専門のスタッフが最も扱いやすい機器をご紹介いたします。

コミュニケーションツールの紹介

”ニーズに合わせたコミュニケーションツール”

 使う場面や用途、場所などのニーズに合わせて意思伝達装置だけではなく、携帯会話補助装置やコミュニケーションボードなどといった幅広くさまざまな種類のコミュニケーションツールをご紹介します。

▷コミュニケーションツール

“コミュニケーション専用機器”
“ICT機器の活用”
“コミュニケーションボード”

入力装置のフィッティング

“動きに合わせて”

 意思伝達装置をはじめとしたICT機器を操作する上で重要になる装置が入力装置(スイッチ)です。
 押す・触れる・力むなどといった動きに対応しておりご自身が得意とする動きに応じてご提案を行います。

▷入力装置(スイッチ)

多種多様なものづくり

“ものづくり”

 より使いやすく、より自分らしく継続してお使いになれるように当センターでは日々、検討・加工・製作といった工夫を行っています。

▷ものづくり

押し圧軽減用スイッチカバー
小型エアバッグ
スライド式タッチ電極

研修会の実施

”不安や困りごとを解消”

コミュケーション機器の導入やご使用でご不安やお困りの際はお気軽にご連絡ください。
ご要望に応じて研修会を実施いたします。

▷研修会

知識でサポート

”高い専門知識を持ったスタッフ”

 当センターでは、コミュニケーションツールを使い続けていく中で生じる、さまざまなトラブルに対応しています。意思伝達装置にはさまざまな種類があり、中にはパソコンを活用しているものがあります。そのためパソコンならではのトラブルに見舞われることやスイッチも使い続けることで劣化や破損などの不具合が生じたり、身体状況の変化に伴い使いにくくなる場合があります。高い専門知識を持ったスタッフがニーズに合わせていたしますので、お気軽にご相談ください。

▷サポート

Works/実績

“訪問支援”

状況やニーズに合わせて日常的にコミュニケーションを取り続けられるよう、スタッフ1人あたり年間200~300回近く訪問支援を行っています。

累計支援実績(2011年~2023年度まで)
累計利用者数
累計訪問支援件数
主な対象疾患

 ALS(筋萎縮性側索硬化症),多系統萎縮症,頸椎損傷,筋ジストロフィー,脊髄小脳変性症,脳性麻痺,低酸素血症,脳梗塞,リウマチ,ギラン・バレー症候群,進行性核上性麻痺,多発性硬化症,パーキンソン病,ミトコンドリア病,後縦靭帯骨化症,ウェルドニッヒホフマン病,球脊髄性筋萎縮症,進行性筋萎縮症,脊髄性筋萎縮症,知覚運動性ニューロパチー,封入体筋炎,慢性閉塞性肺疾患,弛緩性麻痺,痙性麻痺,慢性腎不全,頚椎症,全身性エリテマトーデスなど

Review/レビュー

”さまざまな声”

利用者様から頂いたお言葉・ご意見・ご感想を紹介いたします。

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Mさん
 支援センターとはもう10年以上の付き合いとなります。難病の私と家族に真摯に寄り添い、QOLを高める努力をしていただいています。気管切開をしている私にとって『パソコンで人とコミニケーションをとれることは究極の喜びです』支援センターは絶対不可欠で、なくてはならない存在です。