仙台市重度障害者コミュニケーション支援センター

Communication Support Center in Sendai

利用にあたり

継続的な支援の提供

 進行性神経難病をはじめとする重度の障害をお持ちの方へ、意思伝達装置をはじめとしたICT機器を活用し、コミュニケーションが取り続けられるよう技術的且つ継続的な支援を提供しております。

対象の方

 仙台市民であり、重度の障害のために意思の表出に高い困難性を有する方。また、今後の身体状況の変化に備えて、早期にコミュニケーション支援に関する情報を入手したいとお考えの方。

支援の主な流れ

住所 : 〒981-3133
宮城県仙台市泉区泉中央2-24-1
Tel : 022-771-6511
Fax : 022-371-6511

 初回の窓口はウェルポートせんだいとなります。まずは、ウェルポートせんだいへご相談ください。

情報の共有

 ウェルポートせんだいと当センターで支援に必要な情報の共有を行い、初回訪問日の調整を行います。

訪問・相談

 ウェルポートせんだいや関係機関と連携し、療養先を訪問して機器の紹介や今後の方針をご相談させていただきます。

支援

 専門のスタッフが療養先を訪問し、支援の提供を行います。
 継続的な支援が必要な場合は、利用者登録をお願いしております。※登録料や利用料はかかりません。

利用者登録にあたり

1.仙台市障害者総合支援センターとの情報共有

 下記の事項について、仙台市障害総合支援センターと当センター間で情報交換及び情報共有を行います。
 氏名、性別、生年月日、住所、連絡先、疾患名、障害者手帳の取得状況及び障害名と等級、コミュニケーション支援に関する進捗状況等。

2.当センターの利用時間について

 年末年始及び祝日を除く、午前8時30分から午後5時まで。24時間、メール及びファックスの受信は可能ですが、相談等への対応は利用時間内で行います。

3.当センターにおける支援内容について

 意思伝達装置等を活用した意思疎通に関わる下記の技術的支援を行います。

(1) 訪問支援
  • 意思伝達装置及び入力装置(スイッチ)等に関する適合相談、試用機会の提供、設置、設定変更等の調整、調整後の使用状況確認
  • 意思疎通の為の道具としてスマートフォンやタブレット端末の活用に関する相談、試用機会の提供、設定変更等の助言
  • 意思伝達装置及び入力装置(スイッチ)等、または意思疎通の為の道具としてのスマートフォンやタブレット端末の取り扱いに関する家族・支援者向け説明会の実施
(2) 入力装置(スイッチ)の加工や製作

 既存の入力装置(スイッチ)では適応しない場合、既存の入力装置(スイッチ)の加工及びオーダーメイド製作。

※以下の要望には応じられません。
  • 利用時間外の支援
  • 意思伝達装置及び周辺機器の運搬
  • テレビアンテナ等の住宅設備に関する対応
  • 機器やソフトをはじめとする購入および各種契約手続き等の代行
  • 携帯ショップ、家電量販店、音楽や動画の配信サービス事業者、インターネット通信事業者による対応が適当と思われる事項に関する相談
  • ナースコールの設置等、医療機関との相談が適当と思われる事項への対応
  • その他、市の事業として不適切と思われる事項への対応
4.支援に関する利用料について

 支援に関する利用料はかかりません。
 ただし、意思伝達装置をはじめとする各種機器やソフト等を購入する際には、負担金が発生する場合があります。また、意思伝達装置を介したインターネット接続による接続料やサービス利用料等は、利用者の負担となります。

個人情報保護方針について

 業務において知り得た個人情報を、業務以外で使用することはありません。また「仙台市個人情報保護条例」に基づき、利用者のプライバシー保護について配慮し、適正に管理するよう努めております。